初詣の風景

【1月】初詣(Hatsumoude)

元旦に近くの神社へ初詣へ行ってきました。

初詣とは、「お正月に1年の幸せを願って神社や寺社を参拝する事」ぐらいしか知識がなく、

いつ頃から始まったのかなんて考えた事もなかったので調べてみる事にしました。

 

 ◆初詣の由来◆

 初詣という言葉が生まれたのは、大正時代になってからです。

平安時代から伝わる「年籠り(としごもり)」がルーツだと言われています。

「年籠り」とは大晦日から元旦にかけて氏神様のいる神社にこもり、新しい年の豊作や安全を夜通し祈願するという風習の事をさします。

年籠りの風習は大晦日にお参りをする「除夜詣」と元旦にお参りをする「元日詣」の2つに分かれ、時代の流れとともに簡略化され元日のお参りだけが残りました。

その後、交通網の発達により好きなお寺や神社にお参りに行くようになったのが現在の初詣というわけです。

「初詣」という言葉が初めて用いられたのは、1885年の『東京日日新聞』記事で、当時、新橋と横浜のあいだを汽車が走っていましたが、普段、急行列車は川崎には停まっていませんでした
しかし、三が日は川崎大師へ「初詣」に行く人が多いため、特別に停車することになった、ということが記事には書かれています。

こうして、「初詣」は全国各地で賑わいのある伝統行事の一つとして受け継がれています。

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